株の仕組み1

株の買い方を学ぼうという前にまず知らなければならないのは、まず株そのものについての知識で、それから初めて株を買うことに進んでいきます。会社の名前や後に付いて、株式会社○○や○○株式会社などとなっているのはよくおわかりのことと思います。株式会社で持つことのできる社員権、わかりやすくいうと持分、これが「株」、正式にいうと「株式」と呼ばれています。

株の仕組み2

一般的に企業が事業の拡大を行うためには、当然それなりの資金が必要となりますが、そのようなときに発行されるのが株券で、それにより投資家から資金が調達されるというしくみになっています。たとえひとりが出す資金の額が少なくても、それが集まって多数になれば、必要な資金として充分になったりするのです。株式の金額は、その会社の株券を買いたいという人が多ければ高くなります。株券はたくさんの人から購入を望まれることが、すなわちその会社の先行きが明るいと思われていることを意味します。

株の仕組み3

このような出資者が株主と呼ばれ、出資した株式会社が出した利益分は、出資された割合に従って株主に配当されるのです。しかし、利益があれば良いのですが、逆に赤字経営の場合、その負担も株主に分配されることになります。会社が倒産した場合、株式価格がゼロになることもありうるのです。株を買いたいと思っている人は、こんな株の仕組みを充分頭に入れ、株主になるための責任は忘れずに、どこの株を購入するのかけんとうすることが大切でしょう。買い価格、売り価格を比べてもうけられるかよく考え、売るときを失敗して大損をしてしまうというようなこともあるので、出資額はあまり無理のない程度にするのがいいでしょう。

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